サブプライムローン>アメリカでローンを組む時の決め手「クレジットスコア」とは？

「クレジットスコア」という言葉は、日本ではあまり
馴染みがないかもしれません。
クレジットスコアとは、アメリカで個人個人の
借り入れや返済の状況を点数化して表したものです。
最低で300点、最高で900点程度になります。
経済関連ニュースで最近よく目にするアメリカの
サブプライムローンは、このクレジットスコアが
低い人を対象にした高金利の住宅ローンです。
日本では、銀行、ローン会社、サラ金など、業界別に
利用者のデータを管理しており、悪い情報だけが
会社間で交換される仕組みになっています。

アメリカでの個人の信用情報は日本より充実して
いて、あらゆる債務の状況が点数化されて保存されて
います。
ほとんどのアメリカ人のクレジットスコアは
600〜700点の間に含まれると言われています。
優遇された金利でローンを組むには、最低680点は
必要でしょう。
サブプライムと呼ばれる層の人たちは、概ね
600点以下です。

クレジットスコアは一旦低くなってしまうと、
回復するまでには何年も掛かってしまいます。
クレジットスコアを落とさないためには、ローンの
支払いを滞りなく進めることが大切です。
アメリカで今回大問題になったのはサブプライムの
住宅ローンですが、自動車ローンやクレジットカード
にもサブプライムを対象にしたものがあります。
これらのローンにもこれから影響が出てくるのでは
ないでしょうか。