サブプライムローン>サブプライムローンが身近な生活に与える影響をご紹介しましょう

アメリカで起こったサブプライムローン問題は、
アメリカのみならずヨーロッパや日本などの
金融市場にも打撃を与えました。
この問題はこの先もしばらく尾を引くと見られて
おり、今後も様々な影響が心配されています。
私達の身近ところに表れている影響と言えば、
ガソリンなどの物価の高騰が挙げられるでしょう。
これもサブプライムローン問題が絡んでいるのです。

サブプライムローン問題が発端でアメリカの
金融市場は落ち込みました。
ドル安に転じたことで、アメリカが輸入している
原油をはじめとした資源は値上がりして
しまいました。
正確に言えば、資源の価格そのものが値上がり
したのではなく、アメリカドルの価値が落ちた
ことで、相対的に値上がりしたのです。

ドル安は、日本企業の競争力も落としています。
例えば、100万円の自動車をアメリカに輸出する際に、
１ドル＝125円であれば8000ドルなのですが、
１ドル＝100円であれば10000ドルになって
しまいます。
このように、ドル安は日本の輸出をも冷え込ませて
しまっているのです。