サブプライムローン>公的な住宅ローンの秘密を無料でお教えしましょう

最近、経済関連のニュースで頻繁に聞かれる
「サブプライムローン」は、アメリカをはじめとして
世界中の不況の発端になった住宅ローンです。
住宅価格が右肩上がりの状況の中で非常に人気を
集めましたが、結局は不良債権の増加を招いて
しまいました。
日本にも住宅ローンはいろいろなものがありますが、
かつての最も多く利用されていたのが
「住宅金融公庫」という公的な住宅ローンでした。
現在は、民間の住宅ローンを「住宅金融支援機構」
という公的機関が買い取るという形になっています。

アメリカにも、日本と同様に民間の住宅ローンを
買い取る公的機関が存在しています。
一般的には、国民すべてがマイホームに住むことが
理想だと言われており、そのために公的機関が
住宅ローンの支援を行うことは良いことだと
されています。
公的機関は、住宅ローンならば何でも購入するという
わけではありません。
購入には一定の基準を満たすことが必要で、これに
かなう融資は「コンフォーミング」という名前で
呼ばれています。

「コンフォーミング」という言葉には「規格内」と
いう意味があり、この基準に当てはめるならば、
サブプライムローンはコンフォーミングでは
ないでしょう。
ただし、高所得者に融資する住宅ローンは、
そもそもコンフォーミングではありません。
公的援助は、マイホームを持てる人を増やすことが
目的で、援助が必要でない人は対象外なのです。
億単位の高価な家を購入する人向けのローンは、
「ジャンボ」という名前で呼ばれています。